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ワンルームひとり暮らしのお部屋を変える方法 - インテリア照明の選び方

Blog 2020.07.30

ワンルームの照明は、天井に1つだけだと思っていませんか?
実際には、ワンルームであっても心地よい空間にするためには、複数の照明が必要になります。

現在、ワンルームにお住まいで居心地のよいお部屋に変えたいと思っている方、どうしたらよいか方法がわからない方へ向けて、具体的なインテリア照明の選び方について解説いたします。

むしろお部屋の広さが広くない分、少しのことで全く違った照明空間に変えることができます。
難しい間接照明や、特殊な照明を使う必要もありませんので、照明選びの参考にいただけたらと思います。

ワンルームひとり暮らしのお部屋を変える方法 - インテリア照明の選び方

次の3つのインテリア照明を選んでいきます。

①天井の照明を選ぶ
②ベッドサイドの照明を選ぶ
③デスク上の照明を選ぶ

順番に説明していきます。


①天井の照明を選ぶ

ひとり暮らしのお部屋では、天井にひとつだけ照明器具が取り付けられるようになっていることが多いと思います。
特に貸物件では、はじめから天井面に平べったいシーリングライトが付いていることがほとんど。
とにかく照明ひとつで空間が明るくなるようになっています。

まず、このシーリングライトが付いているようなら外して、別の照明器具へ変更します。

天井の照明は、基本的に
・ペンダントライト
・スポットライト
の2種類から選ぶことになります。

・ペンダントライト

ペンダントライトとは、天井から吊り下げる照明器具です。
これが、お部屋の明るさのベースを作る照明になります。
そのため、素材は布やガラスなどの、光が空間全体に広がるタイプがおすすめです。

ペンダントライトには金属製のシェード(笠)が付いていて、下方向にのみ光が広がるタイプもありますが、空間全体の明るさをコントロールする使い方には適していないため、ワンルームの天井照明にはあまりおすすめいたしません。
(別途ダイニングテーブルを照らす場合など、ある特定の範囲に明るさが欲しい場合にはおすすめです)

ペンダントライトを吊る高さは、床から2mくらいが目安。
ワンルームの場合、ほとんどの場合は照明の下を人が移動することになるため、照明は頭のあたらない位置に吊ります。

天井からも、最低20cmほどは距離を取るのがベターです。
天井にも光が回り、間接的なやわらかい光で空間全体の明るさを取ることができます。
そのため、ペンダントライトのサイズは、大き過ぎず、横長か丸い形のものを選ぶと、お部屋を圧迫せず使うことができます。

明るさは、お部屋の広さが6畳~8畳ほどであれば、60W相当あれば十分です。
あくまで、ひとつで明るさをまかなう照明ではないので、明るくし過ぎないのがポイントです。

電球は、ワイヤレスで明るさを調整できるLED電球がおすすめ。
好みの明るさに簡単に変えることができるため、食事のときは明るめに、寝る前の1時間は暗めにと、シーンに合わせて調整できます。

参考LED電球:IKEA トロードフリ(E26 ワイヤレス調光 電球色)

・スポットライト

スポットライトとは、ある部分を狙って照らす照明器具です。
上記で説明したペンダントライトが、空間全体の明るさをコントロールするのに対し、スポットライトは明るさが必要な場所を直接狙って照らします。

メリットは、空間全体が明るくなりにくく、光の陰影が出やすいため雰囲気が出ること。また、壁を照らすことで間接照明にもでき、落ち着いた空間にすることができます。

デメリットとしては、スポットライトの光が目に入ると眩しく感じること。
また、ワンルームでは特定の場所を天井から照らさないといけないケースがあまりないことです。

例えば、デスクに明るさが欲しい場合には、スポットライトでは影ができやすくなってしまうため、後で説明しますデスクライトを使用する方が実用性も高く、快適な空間になりやすいです。


②ベッドサイドの照明を選ぶ

ベッドサイドの照明は、落ち着いて本を読んだり、考え事をしたり、リラックスできるような役割を担う灯りとなります。
そのため、ベッドに横になった際に、電球が直接目に入ったりせずに、灯りが間接的に広がるものがおすすめです。

・テーブルライト

ベッド横のサイドテーブル・ナイトテーブルに置いて使用するスタンドライトです。
基本的に、ベッドサイドにはテーブルライトの一択になります。

シェードも布製、ガラス、アクリルなど全方向に光が広がるものが多く、空間全体の明るさも補うことができます。
配置を壁側に寄せてあげると、光が壁に反射して、綺麗なグラデーションが間接的に広がります。
直接的な光の強さを感じない、優しい照明空間となります。

また、器具の素材も、木、陶器、ガラス、真鍮などインテリア空間になじむテイストがあったり、デザインの選択肢の幅が広いのも特徴です。
就寝前のリラックスした時間を一緒に過ごしたいと思えるようなテーブルライトを、是非暮らしに取り入れてみてください。


③デスク上の照明を選ぶ

デスクでは、パソコンや読み書きなどの作業をしたりするため、ある程度の明るさが必要です。

また、スポットライトなどの上からの照明は、位置関係によってはパソコンのディスプレイに照明が映り込み、不快なまぶしさを感じる場合もあるので注意が必要です。

そのため、居心地のよい空間にするためには、天井からの照明で空間全体を明るくするのではなく、デスクの必要な部分のみを照らすのがポイントです。
下記の種類の中から選んでいきます。

・デスクライト

名前の通り、デスク用のスタンドライトです。
金属製のシェードの向きや、高さを変えられる機能性の高い器具が多いのが特徴です。

シェードを向けた方向に光が集まるため、効率的に必要な場所の明るさを取ることができます。
また、サイズもコンパクトなものが多く、作業スペースも確保することが可能です。

・クリップライト / クランプライト

棚や柱、デスクの天板などに挟んで使用するライトです。
挟める場所があれば、どこでも取付けることができ、配置の自由度が高いのが特徴です。
特に、デスクの上に直接置く必要がないため、作業スペースの邪魔をせずに、必要な場所を照らすことができます。

・テーブルライト

ベッドサイドの照明で説明しましたテーブルライトを使用するのもOKです。
デスクの角に置き、壁にも光を当てることで、間接光でデスク回りの明るさを確保することができます。

ただ、デスクライトと比べて、シェードの向きや高さなどの光の位置を変える自由度が少ないため、デスクの場所によっては明るさが少し足りないなぁと感じる場合もあるかもしれません。

デスクに置く際は、作業スペースと器具の大きさのバランスを考え、なるべくコンパクトなサイズを選ぶのがポイントです。

お気に入りのテーブルライトを取り入れることで、作業に取り組む気分を上げてみてはいかがでしょうか。


ポイントをおさらいしますと、
天井の照明は、ベースの明るさを確保しつつ、時間や気分に応じて明るさを調整できるようにする。
そして、スタンドライトをベッド横とデスク上にひとつづつ足す。

これだけで、ワンルームひとり暮らしのお部屋を居心地のよい空間に変えることができます。

また、寝る前は、高い位置からの天井の照明は消して、スタンドライトのみで過ごしてみると、気持ちもリラックスできるのでおすすめです。
是非試してみてください。

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