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くつろぐリビング照明を実現するLED電球の選び方

Blog 2020.08.17

現在、リビングの照明にはどんな電球を使っていますでしょうか?

お部屋に設置する照明器具も大事ですが、合わせて使うLED電球も居心地のよい空間を作るためには同じくらい大切です。

リビングの照明にどんなLED電球を使ったらいいのかわからない方、電球交換しようと思うけどもっといいLED電球がないか探している方へ向けて説明いたします。

電球は、料理で例えると食材そのものになります。どんなに腕利きのシェフでも、使う食材の質や鮮度が良くなかったり、作る料理の種類にマッチしていないと美味しい出来にはなりません。

リビングの照明器具に合ったLED電球についてまとめましたので、是非参考にいただけますと幸いです。


くつろぐリビング照明を実現するLED電球の選び方

<目次>
・①リビングに必要な照明とは?
・②照明器具に合った光の広がり方のLED電球を選ぶ
・③調光機能付きのLED電球を取り入れる
・④LED電球メーカーを選ぶ


①リビングに必要な照明とは?

必ず複数の照明を使う

リビングの照明を天井1つだけで済ませるのは、心地よい空間を作るという視点ではNGです。

これは、以前のブログ
ワンルームひとり暮らしのお部屋を変える方法 - インテリア照明の選び方
での考え方と似ています。

理由は、リビングもワンルームでの暮らしと同様に、1つの同じ空間で様々な活動をする場所だからです。
天井の照明は、あくまでリビング空間のベースの明るさをコントロールする役割となります。

そのため、使用するLED電球も、他に照明を足すという前提で、天井照明1つで明るくなりすぎないものを選ぶのがポイントです。

また、リビングに使用する照明器具もペンダントライト、もしくはスポットライトの2種類が主な候補となります。

ペンダントライトの場合は、布やガラスなど素材の光が空間全体に広がるタイプで、吊り高さは頭が当たらない2mくらいの高さがおすすめです。
(詳しくは、以前のブログをご覧ください。)


・スタンドライトを使う

リビングは他の部屋と比べてある程度の広さがあるため、フロアスタンドやテーブルスタンドを使用するのがおすすめです。

空間に明るさ感が欲しい場合は、上の写真のように壁に光を回して、全体に光が広がるスタンドライトを使用します。

一方、空間に陰影をつけて、落ち着いた雰囲気を出したい場合や、手元だけを照らしたい場合は、光が一方向にのみ広がる金属製のシェードのスタンドライトを選ぶことになります。

使用するスタンドライトの種類によって、選ぶLED電球も変わってきます。


②照明器具に合った光の広がり方のLED電球を選ぶ

それでは、照明器具に合うLED電球について説明していきます。

・LED電球には3種類の光の広がり方がある

光の広がり方(配光)には、下記の3種類があります。
 ①全方向タイプ
 ②広配光タイプ
 ③下方向タイプ

このうち、白熱電球に最も近い広がりが①です。
つまり、基本的には①の全配光タイプを選べば良いのですが、
値段は②、③と比べると高めになっています。

では、どうやって選べばよいのでしょうか?


・シェードの種類によって選ぶ

下記のように、使用する照明器具の種類に合わせて選ぶとよいです。

①全方向タイプ
→ 布、ガラス、和紙など、光が透過して全体的に広がるシェード

②広配光タイプ
→光がある方向にしか広がらない金属製のシェード

③下方向タイプ
→特定の範囲のみを照らすスポットライトやダウンライト


調光機能付きのLED電球を取り入れる

調光とは、光の明るさを調整することができる機能のことです。
特にリビングでは、活動の内容や時間帯によって必要な明るさが異なるので、明るさを調整できる調光はとても便利です。

例えば、テレビをみる時、食事を食べる時、本を読むとき、就寝前の落ち着いた時間など、リビングではさまざまな活動をおこないます。
そのため、それぞれのシーンに適した明るさに変えられると、居心地のよさも変わってきます。

特に天井の照明は、空間全体の明るさに関わるベースの照明のため、天井の照明の明るさをコントロールできれば、空間全体の雰囲気をコントロールすることができます。
天井の照明だけでも調光できるようにすることをおすすめいたします。

では、調光したい場合に、どのようにLED電球を選べばよいのかを説明いたします。


照明器具か壁スイッチ側に、調光器が付いている場合

既に調光器が付いていて、調光可能な場合は、調光器対応のLED電球を選びましょう。

むしろ、調光器非対応のLED電球は使えません。破損やちらつき、低寿命の原因になりますのでご注意ください。


調光器が付いてない場合

現在、調光器が付いていない場合でもスマートLED電球を使用することで、調光させることが可能です。

スマートLED電球とは、専用のリモコンやスマホから、ワイヤレスで直接LED電球の明るさを調節することができる電球です。

参考:IKEA TRÅDFRI トロードフリ ワイヤレス調光

後付けの調光器を設置したり、工事をしたりするのは大掛かりになってしまいますので、最も手軽で取り入れやすく、コストも安く調光を導入する方法となります。

なお、上記で説明しました、元々調光器が付いている場合にはスマートLED電球は使用できませんのでご注意ください。


LED電球メーカーを選ぶ

どのような種類のLED電球を使用したらよいか明確になったら、次は購入するLED電球メーカーを選んでいきます。


基本には大手家電メーカーを選ばなくてよい

今の時代では、昔から白熱電球を製造していた大手家電メーカーさんのLED電球でなくても品質は安定しているので、住空間での使用では特に問題ないです。
むしろ、光の質やコスト、スマートLED電球の有無などを考えると、大手メーカー以外のLED電球の方がよい場合が多いです。


比較表

主要なLED電球メーカーの比較表をまとめました。
LED電球を購入する際の参考にいただけたらと思います。
※あくまで react が感じた主観に基づく評価となります。

 光の質 / 色味コスト入手性種類品質
IKEA
アイリスオーヤマ
Only One×
パナソニック
東芝

IKEAは、価格がとても安価にも関わらず、光の広がりが柔らかく、色味もやや黄色よりであたたかい傾向があります。
ワイヤレス調光のスマートLED電球も充実しており、LED電球を検討されている方には最もおすすめです。

アイリスオーヤマは、大手メーカー同様のラインナップがそろっており、かつ価格は安価です。
家電量販店や、アマゾンからも購入できるので、入手性も〇です。

Only Oneは、白熱電球に極限まで近いLED電球にこだわっており、光の質は一番です。
調光のさせた時の色味の変化も白熱電球に近く、また選べる電球の形のバリエーションが多いです。
ただ、価格が他社と比べて高いこと、ワイヤレス調光の電球がないこと、明るい電球の取り扱いが少ないことから、スタンドライトでの使用を検討されるのが良いかと思います。

大手のパナソニックと東芝は、品質面での安心感があります。
しかし、価格が高めのわりには他社と比べてそこまで大きな違いがない(むしろ、他社の光の質の方がよいこともある)こと、また現時点ではスマートLED電球がないことから、正直選ぶメリットは少ないと思います。


以上、リビング空間を心地よくするためのLED電球の選び方につきまして解説いたしました。
少しでも参考になりましたら幸いです。

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