お部屋を心地よい空間に変える - インテリア照明 3つのポイント - 心が反応するインテリア照明 | react - オンラインショップ・販売

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お部屋を心地よい空間に変える - インテリア照明 3つのポイント

Blog 2020.07.16

インテリア照明によってお部屋を心地よい空間にするためには、これから説明する3つのポイントがあります。
結論、この3つのポイントさえ押さえてお部屋の照明を整えていくだけで、どなたでも心地よい空間を作ることができます。

新居に引っ越して新しく照明を検討されている方や、今のお部屋の照明を変えてみたい方、でもどこから手を付けたらよいのかわからない方など、是非参考にしていただけたらと思います。


①照明の高さを下げる

いきなり驚かれる方もいるかもしれませんが、まず、照明は上から照らすものという固定概念を捨てましょう。
確かに高い位置の照明は、空間全体を明るくしやすく、スペース的にも邪魔をしないのですが、心地よい照明空間を作るためには、灯りを低い位置にもってきてあげるのがポイントになります。

その理由は、人類古来からの生活リズムと太陽の位置に関係があり、下記をイメージいただくとわかりやすいです。

高い位置の照明 = 日中の太陽 … 活動的
低い位置の照明 = 夕陽 … リラックス

よく使用される天井のシーリング、ダウンライトやスポットライトなどは、高い位置からの光になります。つまり、夜の居心地のよい空間には向いていないのです。

でも既に天井に照明は付いてしまっているし、いきなり高さなんて変えられないのでは?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実は、最も簡単に高さを変える方法があります。

それは、天井の照明を消すこと

天井の照明を消す変わりに、床置きのフロアライトや机に置くデスクスタンドなどの照明を点けてみると、灯りの位置が低くなり、全く違った心地よい空間になっていきます。

もし、天井の照明を消してしまうと、どうしても明るさが足りないという場合は、明るさが変えられる電球に交換して、明るさを落とすという方法もありますので、お試しいただけたらと思います。


②灯りの場所を決める

実は、天井の照明を消すことによって気づくことがあります。それは、灯りの必要な場所です。

天井からの照明がないと、必然的に灯りが足りない状態になりやすいので、

「ここにないと見えなくて困るなぁ」
「ここにあったらいいのになぁ」

ということに気づきます。

そこに、自分が過ごす場所を重ねてみると、灯りのほしい場所が自然と浮かびあがってくるのです。

また、夜の生活に必要な場所には必ず灯りがあるので、そこに人が集まり、コミュニケーションが生まれやすくなる効果もあります。

一方、お部屋全体を照らす明るい空間の場合には、人の活動範囲が分散しやすくなります。
家族で暮らしていても、各々の活動場所が散らばってしまうので、気づかぬうちにコミュニケーションが取りづらい状態になってしまっている可能性があるのです。

なお、昔の囲炉裏には、「炊事・暖を取ること・灯り」の3つの役割がありました。夜の暗がりの中、人々は灯りのある暖かい囲炉裏の周りに集まり、コミュニケーションを取りながら食事や会話を楽しんでいたのです。


③灯りを足していく

天井の照明を消して、灯りの必要な場所がわかったら、その場所に灯りを足していきます。

インテリア照明の基本は、引き算ではなく足し算です。
暮らしの中で必要な場所に、適切な明るさの灯りをポンポンと足していくイメージ。

そうすることで光の陰影やグラデーションが生まれ、灯りによって心が反応する空間となるのです。

なぜそのような空間になるのか。
それは、明るさと暗さとのバランスにあります。

例えば、夜景やイルミネーションの灯りで心奪われ、感動するのは、周囲に暗さがあるから。その暗さが、灯りの美しさを引き立てているのです。

一方、天井の照明一つでお部屋全体を均一に明るくした空間は、昼間に点灯するイルミネーションのような、心の反応しない空間となってしまいます。

小さな灯りを必要な場所に少しずつ足していき、明るさだけでなく暗さも楽しむようにしてあげるのがコツです。


このように、最初のとっかかりさえわかってしまえば、インテリア照明の考え方はとてもシンプル。

 ①照明の高さを下げる
 ②灯りの場所を決める
 ③灯りを足していく

今回紹介しました、上記3つのポイントを元にお部屋の灯りを考えると、結果として明るさと暗さのバランスが取れた、心地よい空間を作ることができますのでおすすめです。

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